坂戸の集落の西はずれに大きな桜の木があり、その下に石で囲まれた井戸があります。
今から400年前の天正年間、柴田勝家は豊臣秀吉との戦いに敗れて自害してしまいますが、言い伝えによれば勝家の孫が
乳母と共に落ち延び、比叡山から書写山円教寺に移り、さらにこの地に住みついたといわれています。
その時に乳母らが堀った井戸が「乳母が井戸」と呼ばれ、今も残されています。
この井戸の水は甘くて、年中水量の増減がないそうです。
旱ばつの時も豊富な水を湛え、村人たちの命を救ったと言われます。
今は圃場整備により周囲の景観も変わっていますが、井戸は残されて昔の姿を留めています。
『柴田勝家公400年祭記念誌』より
【ぶらり市川散歩道 42ページ 乳母が井戸】
市川町観光協会
〒679-2315
兵庫県神崎郡市川町西川辺715
TEL : 0790-26-1040
FAX:0790-26-1032
ichikawacyou_kan@yahoo.co.jp
あなたもジンドゥーで無料ホームページを。 無料新規登録は https://jp.jimdo.com から