猿岩

 上牛尾の岩戸神社から東の谷、千谷に林道が設置されています。

この林道の途中には「猿岩」と呼ばれる巨大な岩石が横たわっています。

 この岩がなぜ「猿岩」と呼ばれたのかは諸説があり、はっきりしません。

曰く、岩の頂上が平らになっており、その形が猿にているため。

曰く、この岩に猿の一群が住みついていた。小猿が遊ぶ姿が微笑ましく、猿岩の名がついた。

曰く、昔この付近に大きな猿が住みつき、村人に迷惑をかけていたがこの地を訪れたお坊さんが法力により大猿を岩に封じ込めた。

どれが本当だったのか、どれも本当だったのか、今となっては知る由もありません。

 

【ぶらり市川散歩道 266ページ 猿岩】